AutoCAD 形式の DXF やDWGデータで作図をされた場合には、日本フイルコンにてデータ受け取り後、データ形式を変換する必要
があります。
この変換は、AutoCAD 形式の線で構成されたデータから、レーザー描画を行なう際の、面積を持ったデータへの変換となります。
変換を不具合なくスムーズに行なうためには、以下で示すいくつかの作図ルールの確認をお願いしております。
このルールに沿って頂くことで、スケジュールやコストに変更なく、スムーズにマスク作成を行なうことができます。
設計データ送付前に是非ご一読下さい。

閉図形であることが、面積データに変換するための大原則となります。
隙間やはみ出た線がないようにお願いいたします。

一本の線で複数の図形を共有すると、変換エラーを起こしてしまいます。

同一レイヤで入れ子になっている場合、中抜きか、塗りつぶしか解釈が分かれるため、お客様の意図とは異なるデザインに仕上がる可能性があります。
中抜きの場合は、一筆書きか、レイヤ分けか、いずれかで作図をお願いします。
【注意事項】
- AutoCAD ではソフトの仕様上、レイヤ0 で作成したデータは、異なる層への挿入ができます。
- 異なる層へ挿入を行なったDXF(DWG) ファイルから、GDS ファイルへの変換は、ソフトにより対応していないものがあります。
- 日本フイルコンのメインのCAD ソフトでは対応しておりません。
- 対応していないソフトでは、異なる層に挿入されていても0レイヤとして変換されてしまいます。
- このような場合に、層名の修正作業などが発生しますが、修正漏れなどのリスクがありますので、0レイヤでのブロック作成はしないようお願いしております。
ハッチングがある場合、ハッチング自体をデータの一部として変換してしまう可能性があります。
ハッチングは使用しないか、レイヤを分けていただくようお願いいたします。
弊社取り扱いのCADソフトでは、日本語に対応しておりませんので、データ変換時にエラーを起こしてしまう可能性があります。